診療案内
『フレンドアニマルメディカルセンター』の施設概要と院内設備について紹介します。また、症例報告(別ページが開きます)についても避妊手術や異物除去手術など、主な事例を紹介します。
施設概要
病院外観
駐車場は病院の周囲に10台停められます。看板を見ない限りレストランと見間違えるような外観ですが、暖かい雰囲気とゆとりを感じさせる建物の中には広いスペースを生かした救急医療を支える設計思想が息づいています。
病院入り口
2重の自動ドアです。ボタンを押してお入りください。また夜間診療の際にはインターフォンでお話ください。
エントランスルーム
塙裕子氏のオブジェが掲げてあります。題名は『森羅万象』。開業10年を記念して建てられた事を意味する、10羽の鳥が天空を飛翔しています。
待合室
絵画と木のぬくもりに囲まれた高い天井。どこからともなく聞こえるしっとりとした音楽は院長自ら作り上げた真空管アンプとスピーカーから 聞こえるものです。病気に心痛める気持ちを少しでもやわらげるように作りました。待合室でうたた寝をされる方を良く見かけます。
院内設備
診察室(A~E)
診察はインフォームドコンセントの上で行うように心がけております。治療に関わるどんな事でもお尋ねください。診察室は待ち時間を減らし充分な説明が出来るように5つあります。
手術室
予測の付かない救急手術に少しでも対応出来るようにするため、同時に2つの手術が行えるように準備されています。
入院室(1~3)
入院した動物をゆっくり御見舞いして頂けるように広くスペースを取りました。犬と猫を分け、空調設備も完備しています。この様な入院室が3区画あります。
パネルヒーターコントローラー
動物の病状や健康状態に合わせ個別にケージ内の床にセットされたヒーターの温度を調整することが出来ます。
レントゲン室
特注のレントゲン台で大型犬からハムスターまで対応。また、レントゲンの画像は現像せずに、各診察室のパソコンでご覧頂きながらご説明いたします。
ICUユニット
入院ケージ内の酸素、温度、湿度を管理することが出来る装置で一番目に付きやすいところに備えられており重症な症例の病状の変化を見逃さないように心がけています。
オゾン発生装置
小動物におけるオゾン療法。アレルギー疾患、自己免疫疾患、皮膚疾患、加齢性疾患、腫瘍、疼痛を伴う運動機能疾患などの治療法として幅広く臨床応用されています。
伝染病入院室
伝染病に冒された動物を入院させる施設です。院内感染の危険を少しでも避けられるように一般入院室とは反対側にあります。
超音波診断装置
超音波検査(エコー検査)は、体腔内の臓器,組織を観察するため、現在の獣医療においてなくてはならない検査の一つです。腹腔内臓器の観察や妊娠鑑定に加え、循環器用超音波診断装置、及び心機能解析用PCを導入致しました。
内視鏡
主に検査や異物の除去に使います。毎年、市販されているおやつやオモチャを飲み込み食道胸部につまらせる症例が来院します。そのような際、内視鏡を使用することにより、開腹手術をしなくとも異物を取り除くことが出来ます。
CO2レーザー
CO2レーザーは外科手術や皮膚の治療に用います。痛みと出血が少ないのが特徴です。皮膚表面に出来た小さな腫瘍は局所麻酔とレーザーで取れるようになりました。
血液遮断装置
手術の際に一時的に血液の流れを遮断し、出血量を減らすことが出来ます。
Cアーム外科用テレビレントゲン
脊髄造影、骨折の手術、血管造影に役立つ頼もしい機械です。
スーパーライザー
疼痛の緩和や治癒促進のほか、椎間板ヘルニアを含む抹消神経の障害に使用してます。この治療機により、歩けるようになったダックスフンドやコーギーは沢山います。
歯科ユニット
獣医用の歯科セットです。コンパクトですがエアータービン、スケーラー、マイクロエンジンなどを備え歯科医療を支えています。
インキュベーター
細菌の培養に使用する機械です。当院では細菌を培養して最適な抗生剤を選択するための検査を院内で行っています。その結果、迅速な診断が可能となり、抗生物質の使用を的確に無駄なく行うことが出来ます。
医療用赤外線ヒーター
新生児や小動物の低体温を防ぎ、手術後の体温維持に役立ちます。
血液生化学検査機
血液ガス分析装置
診療に欠かせない血液生化学検査を同時に5検体行える優れものです。
東京医研 動物用超音波手術器 ソノキュア
多様化する小動物手術に対応するために開発された動物専用の超音波手術器です。 超音波領域の周波数により先端チップを振動させることにより、目的の部位を安全に破砕させ同時に乳化と吸引が行なえます。さらには、先端チップの交換により骨の切削も行なえます
エキゾチック用血液検査 ベトスキャンVS2
犬、猫をはじめ、99種類の動物種で参考基準値を入力できる動物用の血液分析装置です。操作のしやすいタッチパネル採用の優れもので、IQC(Incoming Quality Control)により品質管理を行うことで、信頼性の高い測定結果をもたらすことができます。
眼科手術器具セット
鉗子、持針器、開創器、ピンセットなどのアニマル用の眼科手術器具セットです。器具の取り扱いには細心の注意を払っていますので、安心して手術をお任せいただけます。
セティ 凍結治療器 クリヨペン
イボなどの小皮膚病変を手軽に凍結治療できるように開発された医療機器です。凍結療法は、繊維構造を保ちながら患部組織を凍結し細胞を破壊させたり、周囲の血管に障害を与えることにより細胞への血流を遮断したりする方法です。この方法は安全かつ簡便で受入れられやすい方法で効果も良好です。
創外固定器具セット
創外固定とは折れた骨片が皮膚の外に出てしまっている骨折の治療方法のひとつ。画像はその治療に用いる器具です。体外(創外)から骨折部を金属の器具で固定します。ちなみに創外固定は内固定と対照的な意味で使われています。
骨プレート
折れた骨片がずれてしまった骨折の治療では、手術で金属を用いて骨折部を固定します。そのために使用する金属製の骨プレートです。当院ではよりきめ細やかな治療のために人間用の骨プレートを使用しています。
サージック XT Plus 動物セット
スピーディーで確実な手術を可能にするマイクロハイスピードドリルシステムです。こちらの本体に手術用のドリルを装着し、手術を行います。多機能フットコントロールが付属しており、足元で様々な操作を行うことができます。
麻酔器
ドイツ・ドレーゲル社の安定した定流量麻酔を可能にする一歩進んだ麻酔器です。